コーシャー (Kosher)

コーシャの認定に関して
コーシャ(Kosher)とは、ユダヤ教で定める食べ物に関する規定のことです。

食べ物と言っても現代の社会においてはそれが広く、一般的に人が口にするものを意味するので、薬、サプリメント、調味料、その他の食品などもその範疇に入ります。

そのままでもコーシャである食品は自然の産物である、魚(限られた種類)、特殊な屠殺のみによる牛肉、羊、鳥肉など、野菜、果物その他ですが、加工される物に関してはその製造過程で混ざり物、身体に安全でないものなどが入らないように、厳しく管理されて加工されたもののみがコーシャの食品として認められます。

コーシャの認定とはどういう事を意味するのかといいますと、上に述べたような食品を製造する会社、あるいは企業にラバイというユダヤ教の聖職者(神父や僧侶にあたる)が赴き製造過程を見学し、指導し、製品がコーシャであると言う認定を行い、認定書をお書きする過程のことをいいます。

ひとたび、食品がコーシャと認定されると、コーシャの印を製品に印刷出来ます。

実際、日本以外の諸外国では、食品にコーシャの印が付いたものが沢山売られており、人々はコーシャの印のついたものであれば品質を信用して買うといった習慣がどこにでも見られます。

最近は日本でも、多くの食品会社、製薬会社、化学製品会社、健康食品会社などから多くの問い合わせをいただき、実際ラバイが工場を訪れて、コーシャの指導と認定を行っています。

これから、製品の輸出をお考えの方々、すでに製品を輸出なさっていてもより広いマーケットをお望みの方々、是非、商品のコーシャ認定をお薦めいたします。

ご興味のおありの方はどうぞ御気軽に日本ユダヤ教団にご連絡なさってご相談下さい。

連絡先は 03-3400-2559 コーシャ担当係り までどうぞ。

なお、日本ユダヤ教団の発行する認定書はこちらのラバイだけが発行出来るものであり、他にコーシャ認定を提供しているところもあるようですが、そこの認定書は正式な日本ユダヤ教団の認定書とはなりませんのでお気をつけ下さい。